うつ病と家族の接し方

家族の中のうつ病診断

 

 

家族がうつ病になったら大きな問題です。その対象は、妻や夫の場合も子供の場合もあります。例えば妻に話しかけても返事がなかったり、何か言うとしても文句や小言ばかりになったら要警戒です。

 

 

更に、夜の生活も拒否するようになってきたらいよいよ注意が必要です。一般的な男女の関係のすれ違いはなどはよく聞くことですが、そうではなく、まるで人が変わってしまったように、相手の態度や性格が変わってしまって、塞ぎ込んでいることが多くなったという場合は、やはりうつ病について疑う必要があるともいえます。

 

 

うつ病になると気分の落ち込みが大きく強く、はたから見ると急に人が変わってしまったようになることが少なくありません。ましてや、うつ病は特殊な病気ではなく、約6人に1人は一生の間にかかる経験があるともいわれる位、身近な病気です。

 

 

自分の大切なパートナーにうつ病のような兆候があったら、まずは早期発見のためにも診察を受け、正しく対処できるようにしなければなりません。

 

 

いよいよ精神科を受診するという際には、できればパートナーに付き添った方がいいでしょう。医師がうつ病の診断をするにはいろいろな情報が必要で、本人のみならず、家族の人から見た本人の様子の変化は貴重な情報なのです。本人がうつになると、口数も少なく、医師とコミュニケーションがうまくできない場合もあります。